本日は川崎麻生ロータリークラブ創立20周年を迎えられましたこと、誠におめでとうございます。衷心より御祝いを申し上げます。また、この席にお招き頂き、誠に有り難うございます。20年にという長きに亘りロータリーの精神に基づき奉仕活動をされてこられました山崎会長さんはじめ歴代の会長さん、並びに会員の皆様、そしてご家族の皆様にも御祝いのお詞を申し上げます。

　川崎麻生ロータリークラブさんは、川崎新百合ケ丘ロータリークラブをスポンサークラブとして、1992年3月31日に創立され、日本のロータリークラブで2001番目の国際ロータリー加盟の正式認証を受けております。それ以来、会員の皆様のご協力いにより地域に密着した様々な奉仕活動に取り組んでこられました。ここに改めて深く敬意を表したいと思います。

　今年度の国際ロータリー会長カルヤン・パネルジー氏は、テーマとして「こころの中を見つめよう　博愛を広げるために」を掲げております。奇しくも、山崎会長さんもクラブのテーマとして、「ロータリアン自身の心を見つめ直し奉仕を再確認しましょう。」と述べられております。20周年の記念としてこのテーマを再確認して頂き、お互いに自分の心の中を見つめ直す良い機会と捉えて頂ければ幸いです。

　川崎麻生ロータリークラブさんが歩まれたこの20年、地域社会にご尽力されました数々の業績の上にロータリーの礎の基本原則を守り、更なる’前進と発展を祈念するところでございます。貴クラブの伝統に育まれた奉仕の心が、長い歴史と実績を背景に今後も末永く確実に地域に根ざし、永遠に発展し続けることを祈念申し上げご祝辞とさせて頂きます。本日は誠におめでとうございます。

　本日は、川崎麻生ロータリークラブの創立２０周年記念式典を開催いたしましたところ、ご来賓の方々を始めロータリアンの皆様、さらに長崎は大村東ロータリークラブより多数の方々にご臨席を賜り、このような式典が出来ますことを心よりお礼申し上げます。

　1992年2月に、川崎百合丘ロータリークラブをスポンサーとして碓井勝次特別代表を迎え設立して早や20年が経ちました。会員を取り巻く環境は年々厳しくなり、当クラブでも他クラブ同様に会員減少に陥っておりますが、少人数ではありますが、全会員が一丸となって奉仕の理想に向かって頑張っております。昨年の東日本大震災により各地で周年行事の見直しがあり、当クラブにおいても当初の予定を大幅に変更する事となりました。

　今回創立20周年記念式典に際し当初決めていた予算案のほとんどを見直し、国内では東日本大震災へ継続した支援をする事とし、国外においてはベトナム・フエ外国語大学へ支援していくことを決めました。
その第１回として2月初めに有志14名で、ベトナム・フエ外国語大学に支援金とビデオカメラや日本語教材などを弾丸旅行で届けてまいりました。また、フエ市にある徳山寺孤児院にマンガとミルク代金を、会員家族の所属しているキルトの会より、ベビーキルト・子供靴を預かり届けてまいりました。まだまだ所得の低いベトナムにおいては乳幼児の孤児が増えており、その小さな孤児院でも300名から収容されており大変厳しい運営をされているようです。

　今回の支援活動は記念事業の一環ですのでその経過内容を記念事業委員会から後程ご報告致しますが、今回の大震災により、意義ある奉仕活動ができましたことは、当クラブにとりましてとても貴重な経験となりました。
当クラブは弱小ですが親クラブの教えに沿って今後も社会奉仕、国際奉仕に努めてまいりますので皆様のご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。本日ご参加の皆様のご健康と益々のご繁栄をお祈りし、ご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

　本日ここに川崎麻生ロータリークラブ創立20周年記念式典にあたりご挨拶申し上げます。公私とも、ご多忙中、国際ロータリー第2590地区上澤摩壽雄ガバナー、第3グループ長戸はるみガバナー補佐をはじめ第3グループ会長・幹事の皆様、並びにご来賓の皆様、そして多くのロータリアンの皆様にもご出席いただき、誠にありがとうございます。又、長年親しく交流をさせて戴いております第2740地区長崎大村東ロータリークラブより櫻井眞一会長、里脇岩男幹事をはじめ9名の皆様にご出席いただきました。ロータリーの友情に感謝を申し上げます。

　今日20周年を迎え振り返りますと、歓びや悲しみ、さまざまな出来事がございましたその度に私達は学ばせて戴きました。昨年３月１１日の東日本大震災以来、日本経済はまだまだ厳しい状況が続くと思われます。この状況の時だからこそ職業に専念し奉仕の理想を目指すロータリアンでありたいと思います。

　改めてロータリーの原点をみつめ直し、誇りあるクラブを目指して参りたいと思っておりますので、今以上のご指導を賜りたくお願い申し上げる次第でございます。

　結びに、ご来賓をはじめ会員の皆様、そして関係各位の皆様のご健勝を申し上げ挨拶とさせていただきます。